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液晶ディスプレイの画素数を示す言葉。横と縦のピクセル数を用いて表現する。1600x1200ピクセルと言った場合は、横に1600個のピクセルが並んでおりかつ縦に1200列だけ並んでいる。総画素数は掛け合わせた数字になり約200万画素(1,920,000)となる。
画素数が多いほど映像を精細に表現できパソコンにおいてはデスクトップを広く大きく使うことができる。言葉の本来の意味とは異なり大きさに対しての密度の要素が含まれていないため誤解をもたれる表現でもある。
画面の大きさに対して相関しており、サイズが17インチ19インチ24インチと大きくなるほど横と縦のピクセル数が増加する。カタログなどに掲載されているものは、そのディスプレイが表示することのできる最大の解像度で、設定で変えることができるが物理的にはもちろん変化しない。
解像度が高いと文字なら一度にたくさん表示することもできますし、書体の細かいところまで綺麗に表示することができます。画像なら精細に高画質で滑らかな階調を表現することができます。
関連用語:【XGA】 【フルハイビジョン/フルHD】 【WUXGA】 【dpi】
画面の細かさを表す尺度。液晶ディスプレイではドットの数を表す、標準的なディスプレイはXGAと呼ばれる1024×768の解像度を持っている。1920×1080ピクセル相当の1080iをフルHD(High Definition)フルエイチディーと呼ぶ。
画面の表示する能力をドットまたはピクセル数で表します。画面は小さな点の集まりで大きな絵を表現しています。その絵の細かさを点の数で示すわけです。プリンタなど印刷機械では、面積あたりのドット間隔で印刷画像の密度を示します。
1080i、720p、480p、480iの4つがある。数字部分は有効走査線数で、i は「インターレース」、p は「プログレッシブ」方式で表示していることを示しています。有効走査線数とは画面に実際に表示される走査線の数です。
HD放送の規格が1080iと720iです。1080iをフルHDと呼ぶ。フルHDの走査線の数は1125本で有効走査線数が1080本になります。インターレース方式は飛び越し走査線とも呼ばれ、奇数列と偶数列を交互に映像を表示していくものです。プログレッシブ方式は画面を一度に表示する順次走査と呼ばれます。
プログレッシブ方式では1秒間に60コマの映像を得ることが出来る。インターレース方式は交互に走査するため1秒間に30コマとなります。いままでのテレビ放送は480iつまり480本の有効走査線でインターレース方式でした。パソコンのディスプレイはプログレッシブ方式です。
ウェブサイトの閲覧では小さな文字を見ることもありますよね。画面いっぱいに文字情報が表示され本や新聞を見るように読んでいく場面がインターネットがある今日では当たり前になっています。一方テレビCMなどでは音や映像が主体のために文字を並べることはないし、映画の字幕なども読みやすいように大きく表示されている。
パソコン自体の性能は年々上がってきているため扱う情報の量は増えてきた。ウェブサイトの推奨画面サイズは640ドット以下であることが普通だったが800ドットや1024ドットといった画面全体を使って楽しむコンテンツも増えてきている。そのコンテンツを表示する周辺機器であるディスプレイは1024×768ドットくらいが格安でまだまだ主流である。
パソコンでテレビを見る時代もすぐそこに来ているのに、表示できる枠が決まっているディスプレイではその特性を活かしてコンテンツの脇に情報を入れるスペースが限られている。一度にもっと情報を得られるディスプレイが求められますよね。しかし単に画面を大きくしただけでは虫眼鏡を使って拡大したのと変わりません。表示できる枠つまり「解像度」が次世代のディスプレイに求められるスペックなのです。
ディスプレイが表示できる最大の解像度。つまり最も細かく情報を表示できる分解する能力のこと。情報を表示できる枠の大きさであります。画面のサイズが同一であれば解像度が高くなると文字は小さくなります。15インチから17インチに変えると文字は大きくなりますが解像度も高いものにすると文字の大きさは同じか逆に小さくなってしまう可能性もあります。
同じ17インチであれば解像度を上げるごとに文字はだんだん小さく表示されデスクトップに並べているアイコンも同じように小さくなります。実際には画面に表示される情報量が増えることで文字が小さく読みにくくなってしまうのは問題ですからディスプレイを選ぶ際はサイズも大きいものを必然的に選ぶ必要がでてきます。
表記は○○○○×○○○ドットなど縦と横のドットの数で表します。デジカメでいう画素と同じようなものです。長さや幅を意味するサイズのインチなどとは異なります。よって画面が大きくなっても解像度が高くなるわけではありません。もちろんサイズによって高解像度な製品となるのが普通です。
それぞれに規格に対応した名称があります。XGAやWSXGA+など目にしたことはありませんか。縦と横のドットの組み合わせによって呼び方が存在します。その規格を少しご紹介しましょう。また色情報を持つピクセルと持たないドットと違いに注意。
1024×768ピクセルの解像度のこと。標準的なディスプレイはこの解像度である。15インチ液晶ディスプレイでは最大でXGAの解像度がほとんど、17インチや19インチになると一クラス上のSXGAまで表示できるものが増える。映像信号の出力するビデオカード側で解像度を調整することが出来る。
デスクトップ上で[右クリック] - [プロパティ] - [設定] - [画面の解像度]で設定可能。
ハイビジョン映像の中でも精細な1080本のインターレース方式のこと。それを解像度を落とすことなく忠実に再現できるものをフルHD対応やフルHD表示と呼ぶ。解像度で言うと1920×1080ピクセルのもの。一般的なハイビジョンテレビは解像度の低い1366×768ピクセルの為1080iの映像を間引きして表示している。
1920×1200ピクセルの解像度のこと。Wide Ultra XGAのことで標準的な画面を広げたUXGAをさらに横長のワイド画面にした高解像度でフルHD相当。20インチを超える大画面に多い。
インチあたりのドットの数。画素密度のこと。一般的にはプリンタやスキャナといった機器の解像度を表すのに使われる。大きさあたりの点の数、点の細かさを表すためディスプレイではあまり使われない。
有効走査線数が480本の飛び越し走査方式の映像のこと。総走査線は525本なので、525iと呼ばれることもある。従来のテレビ放送やDVDなどの標準品位テレビのフォーマットの一つで、SDTVなどと呼ばれる。
アスペクト比は720x480の16:9または640x480の4:3があり、フレーム周波数は29.97Hzのインターレーススキャン方式である。
画像データの解像度と言った場合は、画像の密度と捉えることができます。ディスプレイ上で表示する場合は点として扱われますが、その大きさが小さくて細かいほど精細な画像になり、逆に大きくブロックのように境目がハッキリしてしまうとぼやけた画像になります。パソコンでは画像の縮小や拡大が容易にできてしまうので、解像度の小さな画像も大きく表示できますし、高解像度の画像も小さく表示することができます。縮小する分には画質は変わりませんが、拡大すると大きさの分だけ画質が低下したように見えます。
デジカメなどで撮影した高解像度の画像データの表示は、同等の液晶ディスプレイで閲覧するのが望ましいです。200万画素(1200x1600)のデータで撮影されたJPEGファイルをパソコンで再生しようとしたら、UXGA(1600x1200)のディスプレイを使わなければ、画面にあわせて縮小または、画像の一部をスクロール表示しなければなりません。
スキャナで読み込む場合もdpi(ドット毎インチ)の密度として扱われ1インチ四方の原稿なら、100dpiなら100x100ピクセルの画像データが得ることができます。原稿の大きさが変わらなくても200dpi、300dpiと解像度を上げていけば、拡大しても画質の低下しない大きな画像データを得ることができます。
プリンタで印刷する場合は、どれくらいの間隔でドットを打てるかということです。しかし中間色を表現する場合に複数のインクを混ぜて作り出すので、フルカラーだとカタログと同等の解像度にはなりませんが、モノクロだと複数のドットは必要ありませんので、カタログと同じ解像度で印刷ができます。
精細さは大きさとは関係ありませんが、モニターの場合は画面の大きさに比例して解像度も高くなります。ドットピッチの大きさはそれほどかわりません。
パネルの大きさはもっともコストに反映するので、大きなものほど値段が高い。作業スペースを増やしたい場合は、1つのディスプレイにこだわるのではなく、2つ以上のディスプレイを組み合わせるデュアルモニターなどで、コストをおさえることもできる。
2007/12/20発売 30インチワイド液晶モニタ。2560×1600(WQXGA)の高解像度に3000:1の高コントラスト、高い拡張性を備えたフラッグシップモデルです。
Adobe RGBカバー率98%、低色度変位のIPSパネル搭載。色ムラ補正など独自の高画質化技術を搭載したFlexScanハイエンドモニター。