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画面の明るさ。cd/m2(カンデラ)で示します。輝度を上げると当然明るくなりますが白が飛びやすく黒が浮きやすくなる。明るくなりすぎた画面では白く塗りつぶされてしまい、白ぼけて綺麗に見えません。黒も明るさで灰色になってしまう「黒浮き」が目立ちます。明るさが足りないと黒がつぶれて暗い映像は見えなくなってしまいます。
関連用語:【カンデラ】 【消費電力】 【バックライトの寿命】 【目に優しい光】
光度の単位。人間の視覚の感度が最も良い周波数540×10^12 Hzの単色放射の放射強度が1/683W(ワット)毎ステラジアン(立体角)のことらしい。液晶ディスプレイを選ぶ際には全く気にしなくていい。カンデラとはロウソクを表す英語のキャンドルからきている。ロウソク一本とほぼ同じ明るさ。
液晶の消費電力は少ないです。CRTディスプレイの半分といわれています。バックライト以外には消費する部分がほとんどなく液晶を駆動する電力も少しです。同じ大きさならプラズマよりずっと省電力ですよ。
時間にすると2万時間くらいで輝度が低下し交換が必要になる。ロングライフのもので5万時間というのがある。CRTディスプレイは1万2千時間くらいだというから倍近く持つことになる。一日8時間なら7年近くもつことになる。室内の蛍光灯の寿命は6000時間くらいナショナルのパルックでも9000時間くらい。
液晶ディスプレイに使われているバックライトはCCFL(冷陰極管)は室内の照明と同じ蛍光灯ですが電極に違いがあります。フィラメントがないため一般的に長寿命であるといいます。
液晶ディスプレイの輝度は目にいいと言われます。それは明るさが抑えられているからです。目に優しい明るさは100〜200カンデラくらいで初期の液晶ディスプレイと同じくらいだそうです。現在の高輝度液晶は目にはちょっと強すぎるかもしれません。
周囲の明るさを感知するセンサー。輝度を調整する機能を機器に持たせることができる。明るい場合は暗く、暗い場合は明るくなどを自動で行える。携帯電話やカーナビなどに搭載され、消費電力の削減を行える。
通常の画面のもっとも明るい部分と暗い部分の対比を示したものに対して、バックライトの明るさを調整して増幅させたもの。1000:1程度から100万:1にあげるといったことができる。更にLEDバックライト搭載の場合は、点光源のため画面の一部分で輝度を調整できるため高いコントラストを実現できる。
ホラー映画好きな人には暗い部屋でも何が起こっているか音と共にハッキリした映像で楽しんでもらう為にある程度の輝度は必要です。基本的に夜のシーンが多いはずですから暗い液晶画面では黒がすべて同じ一つの黒としてしか見えなくなります。そこで輝度の高いディスプレイを使うと暗い中にもしっかりと階調が見えるようになります。
画面の明るさというのはいつどんな時でも必要となる。重要なのはしっかりした階調表現であるということ。安物のディスプレイだとただ明るいだけの液晶ディスプレイが多い。性能を少しでも求めるなら・・・安くない買物だけに慎重に選びたい、買い換えることもほとんどないため安いものを買うと後で後悔の方が強い。
アニメのように色がはっきり区別されていて自然の細かい階調がない映像でも輝度が悪いと見えにくいです。暗いシーンはもちろんのこと、明るい場面を表現するのにそれ以上の光が出なければ明るさの表現が出来ないでしょう。どんな時でも輝度はある程度確保してやらなければいい絵はみれないんですよ。
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